旧車を生かし続ける! キオのブログ

はじめまして 旧車大好き今年50代の会社員です。 1970年代〜1990年代くらいまでの 旧車に関連した記事を発信していきますので、 ご興味のある方は ご覧いただければ幸いです。

旧車 バブル時代完成!! トヨタスターレットEP82!!

1989年~1995年

完成形へ

辛うじて残るバブルの面影

1960年代から開発された大衆車は
サラリーマンでも購入できてそこそこ
のパワーで大人4人が乗れるというコンセプト
で国策として取り組みが始まりました。

70年代の排ガス規制もありましたが、
スポーツカーというカテゴリーでない
大衆車は比較的出力も小さく、排ガスも
ハイパワーのクルマに比べると少なかった
ため、陰に隠れてひそかに生き延びた感
が強い車種が多いものです。

本日はバブル時代に完成形を作り上げた
トヨタスターレットEP82について
お話したいと思います。

スターレットは遡ること1960年代
初代パブリカの後継車種なんです。
パブリカは名前の通り大衆車を庶民に
提供するためのクルマでした。

それが進化を遂げていき派生モデルから、
パブリカスターレットとなり、
スターレットとなりました。
コンパクト計量のボディーに4Kエンジン
を搭載し比較的人馬一体的に操縦できる
ことから走り屋にも人気があり、
多くのプライベーターがこの車種を
いじり倒してきたのです。

時代は昭和から平成へと変わり
70年代の排ガス規制に対応した
エンジンが開発されそれに伴いクルマ
も大きく進化しました。

スターレットも60年代設計エンジン
から80年代に設計された2EFエンジンへ
進化し、最終的には4EFTEへと進化を
遂げていきました。

それはスターレット史上初めて
DOHCエンジンを搭載したということで、
しかもインタークラーターボ付きのエンジン
でした。

EP82GTは車重1tそこそこのボディーに
135psの出力エンジンを搭載した、
小型ライトウェイトスポーツです。

コーナーでブーストをかけターボが
効き始めると片輪が空転するほどのパワー
を発揮しまさにジャジャ馬のような
クルマだったのです。

コンパクト2BOXスターレット
完成形がEP82だと言っても過言では
ありません。
事実この後に発売されるモデルで
この車種は最終となり、ヴィッツへと
世代交代していきます。

初代の出力は72psですから、
最終的に約2倍の出力を手に入れ
4輪ディスクブレーキ
ABS
DOHCなど
スターレットでは初が多く搭載されました。

時代は1989年とバブル真っ盛りの
開発費をふんだんにかけ開発した時期の
クルマだけに装備が豪華ですね。

そんなEP82も最終からすでに25年経ち
すっかりクラシックの仲間入り世代となりました。
そんなEP82は今一体いくらするのでしょうか?

https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/13/700054002230190420001.html

走行そこそこでこの価格はアリですね。

https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU1683026426/index.html?TRCD=200002

程度もまぁまぁで走行もそこそこで
この車両もアリですね。

バブルのころに開発された
クルマの装備は比較的豪華だったり
するので、エンジン自体の耐久性も
まぁそこそこなんでしょうね。

今のクルマにはない味が
この年代のクルマにはあったりします。
そんな時代背景も含めて楽しめると
いいクルマなのだと思います。

本日はバブル絶頂期に完成した
ホットハッチ トヨタスタレットEP82
のお話でした。

本日も最後までお読みいただき
ありがとうございます!