旧車を生かし続ける! キオのブログ

はじめまして 旧車大好き今年50代の会社員です。 1970年代〜1990年代くらいまでの 旧車に関連した記事を発信していきますので、 ご興味のある方は ご覧いただければ幸いです。

旧車 バブル 何故そうなっちゃった!!4代目プレリュード!

4代目プレリュード

プレリュードと言えば昭和の
デートカーの台予表的なクルマですが、
プレリュードは2代目、3代目までは
デートカーという立ち位置のクルマでした
が、4代目以降スポーティーカーという
立ち位置にシフトチェンジしたのを
ご存知でしょうか。。?

バブル時代の不思議でもあるのですが。。
いいクルマが開発されたり、
『何で!!』ってクルマが突然登場
したり、面白い時代でした。

そんな1991年バブル景気絶好調の
9月に4代目プレリュードは発売されました。
バブル時代って感じの大きなクルマに
なって登場したのですが。。

3ナンバーで中途半端に大きく重いクルマ
になって登場したんです。。
確かにエンジンはB20から最上級グレード
では新開発H22エンジンへと変貌を遂げ
200psとパワーは確かに上がりました。
車重も200kg程度増えていることを
差し引くとあまりパワーにおいての
パフォーマンスは上がっていないと
言わざるを得ませんでした。

スペシャリティーカーからスポーツクーペ
というコンセプトも微妙で、パワーを上げて
車体を小さくし車重を軽くしたうえで
足回りを強化するなどされていればまだ、
良かったのでしょうけれど。。

排気量を上げてパワーを上げた感じに
見せていますが、大きくなった車体は
それなりに重くスポーティーとは
さすがに言いにくいクルマに
仕上がっていました。

中途半端です。
インテグラのように1800ccに
こだわりコンパクトにまとまって
いればスポーティーカーというカテゴリー
に辛うじて残れるのでしょうけれど。
この見てくれで、このパワーの車重では

何の取り柄があるというのでしょうか。。?
ホンダの開発担当に聞いてみたいくらい
不思議なモデルチェンジとコンセプト
チェンジです。
まだデートカーとして、進化した
方が生き残れる道もあったというものでしょう。

残念ながら、バブル景気は92年に崩壊して
しまい、スポーツカーというカテゴリーの
クルマは世の中から排除される方向
になってしまいました。

4代目もさることながら、
5代目はもっと悲惨な販売台数で
96年から5年間販売されますが、
1万台にも満たない販売台数で、
インテグラがモデルチェンジする
タイミングで統合という形で23年の
ブランドに幕を閉じたのです。

昭和のデートカー2代目3代目は
時代に合ったコンセプトで非常に
ヒットしましたが、
4代目以降はリサーチ不足なのか
マーケティングがよろしくないのか、
時代により仕方がないのか分かりませんが。。

大失敗したモデルだと思います。
そんなプレリュードは今一体
いくらくらいするのでしょうか。。?

https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU1821643982/index.html?TRCD=200002

発見できることが奇跡なのかも
しれませんね。。
購入したいとは思いませんが。。

https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU0794667748/index.html?TRCD=200002

やはりプレリュードと言えばこの形
今見てもカッコいいですね。

デートカーというコンセプトを
捨てずに追求すればいまでも
ブランドとしてはあったかも
しれませんね。。
時代が許してくれなかったかも
しれませんが。。

本日はバブル絶頂期に
フルモデルチェンジ
コンセプトチェンジして
大失敗のホンダプレリュードの
お話でした。

本日も最後までお読みいただき
ありがとうございます!