旧車を生かし続ける! キオのブログ

はじめまして 旧車大好き今年50代の会社員です。 1970年代〜1990年代くらいまでの 旧車に関連した記事を発信していきますので、 ご興味のある方は ご覧いただければ幸いです。

旧車 バブル後 新開発 ギャランレグナム!!

ギャランレグナム

日本の自動車産業は1990年
頃黄金期を迎えます。
それは1970年代のオイルショック
や排ガス規制をクリアして、
見事に再生したという意味において
復活したと言うことです。

当時日本はバブル景気に沸いており
開発費もふんだんに使え、
80年代から開発したエンジンや
仕組み、プラットフォームなどが出来上がり、
全て新しいもので作り込まれた
車が誕生してきたと言うことなんです。

本日は三菱自動車のギャランの
派生モデルギャランレグナムに
焦点を当ててみたいと思います。

ギャランレグナムはギャランVR4
に派生モデルとして1996年に
発売されました。

元々ギャランVR4はバブル真っ盛りの
1988年に発売された、当時三菱の
最先端の技術をつぎ込んだ
フラッグシップモデルです。

2代目にモデルチェンジした1996年に
派生モデルのワゴンとして誕生したのです。
2代目ギャランは先代の4G63搭載では
なくV6 2500CCツインターボエンジン
6A13エンジンを搭載し280psの出力を
発生させ、トルクも37kg-mとパワフルな
ものとなっていました。

直列4気筒からV6エンジンへシフトした
背景にはやはり節約や、省エネという
時代の流れがあったのかもしれません。。

同時に当時三菱としては最先端の
超希薄燃料を直接エンジンに
注入するGDIというエンジンを開発し、
排ガスや省エネ節約というニーズに
対応した4G93というエンジンを
搭載したグレードも用意していました。

こちらは出力という意味では
V6エンジンには劣りますが、
当時は世界初のGDIエンジンとして
世間に広く流通していました。

元々レガシーツーリングワゴンを
意識したモデルで、
レガシークラスのパワーと
広さを持ったワゴンが三菱には
なかったため開発したワゴンでした。

スラントノーズのエクステリアは
当時のクルマにはあまりなく、
一昔前の族車を思い出させるよう
な、少し強面のルックスで
イカつい感じがカッコいいと
思わせる何かを持っていた気が
します。

1550kgと車重は重いものの
280ps、37kgmのエンジンは
重さを相殺して広くて速いワゴン
を実現していました。

そんなレグナムも今ではもはや
20年以上も前のクルマとなり、
ネオクラシックの世界に入って
きました。

そんなレグナムは今一体
いくらくらいするのでしょうか。。?

https://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU2688631977/index.html?TRCD=200002

この年代のこのパワーの
クルマにしてはまぁまぁですね。
安いです。

修復歴もなく、
20年落ちということを考慮すると
まぁ高いのか安いのか分かりませんが、
まだまだ乗れるという意味でいうと
お買い得なのかもしれません。
取り立てて特徴が無いクルマ
であったりしますが、

VR4のワゴンと思えば
結構イケているのではないでしょうか?

このような車種を探して
維持しながら楽しむのも
アリかもしれませんね。

本日はバブル後に開発された
名車ギャランレグナムのお話でした。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!