旧車を生かし続ける! キオのブログ

はじめまして 旧車大好き今年50代の会社員です。 1970年代〜1990年代くらいまでの 旧車に関連した記事を発信していきますので、 ご興味のある方は ご覧いただければ幸いです。

メーカーフルチューン!!300台限定M2 1001ロードスター!!

M2ロードスター1001


第二のマツダという意味のM2


1989年にマツダからユーノースロードスターは発売
されました。

それまでの80年代のオープンモデルはシティーだったり
RX-7だったりいろいろあるにはあったのですが、

ライトウェイトスポーツカーとしてオープンなのはほとんどなく、
1960年代のホンダS800やフェアレディーSR311など
かなり古い時代のクルマにしかありませんでした。


70年代の排ガス規制によりライトウェイトのオープンタイプの
クルマは時代遅れとなり、70年代の暗い時代をひきずった
まま80年代となり、もうすぐ90年代を迎えようとしていた


そんな1989年に人馬一体ライトウェイトスポーツカー
しかもオープンタイプで新登場したユーノースロードスター

ライトウェイトオープンカテゴリーに風穴を開けた1台でした。

そのロードスターをメーカー系列のチューンショップが手がけ
誕生させたM2 1001ロードスターについて本日はお話
したいと思います。


ロードスターは前記の通り89年に華々しくデビューしましたが、
マツダの商品企画会社のM2がロードスターをベースにチューン
ナップして誕生したコンプリ―カーが1001ロードスターでした。


エンジンはB6エンジンですが、ハイカム、ハイコンプピストンなどで
圧縮比を10.67にアップ。
ポート研磨も施され、最高出力は130ps、最大トルクも15.1kgmまで
高められました。

もともとB6エンジンは120psの出力に14kgmのトルクでした。
数字以上に体感としてはトルクフルでパワーも出ていたようです。


専用エキゾーストマニホールド、軽量フライホイール
もちろんECUも専用で、吹け上がりと太ったトルクでノーマルのB6とは
ひと味もふた味も違うチューンドエンジンに仕上がっていたのです。

足回りもスプリングレートを20%アップして車高は約10mmダウン。
ショックもSHOWA製の別注品でチューンナップしたほか、
専用スタビライザーやブッシュなどにも強化タイプが採用されていたのです。


更にノーマルのビスカスLSDから機械式LSDに変更することよって
挙動をコントロールする愉しみも倍増しておりより人馬一体感を
体感できる仕上がりになっていました。


限定300台の販売に7倍もの応募があった伝説の1台です。

M2 1001 主な専用装備としては下記の通り相当な箇所を
いじっていますね。

・専用チューニングエンジン
・専用チューニングサスペンション
・フロントバンパー&リアスポイラー
・アルミ製ロールバー
・アルミ製ドアミラー
・アルミ製フューエルリッド
・MOMO製ステアリング
・専用フルバケットシート
・タワーバー
機械式LSD
・15インチアルミホイール(パナスポーツ・プロラリー)

M2 1001 主要諸元
・ボディサイズ:全長3980×全幅1675×全高1225mm
・車両重量:960kg
・乗車定員:2名
・エンジン型式・形式:B6-ZE改・直4DOHC
・エンジン総排気量:1597cc
・エンジン最高出力:130ps/6500rpm
・エンジン最大トルク:15.1kgm/5500rpm
・駆動方式:FR
・サスペンション形式:前後Wウイッシュボーン
・ブレーキ形式:前Vディスク・後ディスク
・タイヤサイズ:195/50R15

今一体いくらするのでしょうか。。?

https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU1382633047/index.html?TRCD=200002

これは『買い』です。

限定車でチューンナップされてるので、
このまま原状回復して乗るのが楽しいのでは
ないでしょうか。。?

今ならまだ探せば出てくるかもしれません。

本日はマツダロードスターチューンナップ
バージョンM2 1001ロードスターのお話でした。

本日も最後までお読みいただき
ありがとうございます!