旧車を生かし続ける! キオのブログ

はじめまして 旧車大好き今年50代の会社員です。 1970年代〜1990年代くらいまでの 旧車に関連した記事を発信していきますので、 ご興味のある方は ご覧いただければ幸いです。

旧車 バブル時代 ミッドシップ245ps!? 2代目MR2!!

バブル期ならではのクルマ

今ではすっかりなくなった

1989年にトヨタから2代目
MR2が発売されました。
先代のMR2とはプラットフォームも
変わりエンジンも足回りも新たに
開発され、全く違うクルマに
生まれ変わりました。

このころの日本の自動車産業
黄金期で開発費に上限はなく
まさに、青天井かのように開発に
お金をかけることができる時代
でした。

当時ミッドシップなんて、昔の
スーパーカーだけだろうな
なんて思っていたら、
国産車で登場してものすごく
びっくりしました。


しかもその代だけでおわると思って
いたら、時代はバブルだったせいも
あるのでしょうけれど、更に進化
バージョンが発売されたのです。

一回り大きくなり更にスポーティー
なりエンジンも車体も大きくなりました。
それは大歓迎することで、
奇抜なクルマは大体初代で消えることが
多いのですが、2代目そして初代より
さらにグレードアップまでして
発売されたのですから。。


先代はカローラのプラットフォーム
に1600CCのエンジンを搭載
していましたが、
2代目ではセリカ、カリーナのプラット
フォームを使い一回り大きい車となり、
それに伴いパワーユニットも2000CC
へと大きく変わりました。

車重も100kg以上重くなりましたが、
エンジンの排気量とパワーが上がった
ために差し引いても、パワーも走りも
余裕が生まれた一台となりました。

レイアウトはミッドシップと変わり
ありませんでしたが、先代のように挙動が
ピーキーではなく、それと比べると安定した
走りを楽しめる一台となりました。

エンジンはNAの3SーGEとターボ搭載の
3S-GTEの2種類でした。
出力も165psと225psと先代の
NA130psとSC145psと比べても
20%~30%程度出力が向上しました。

最終的には245psのミッドシップ

って結構すごくないですか。。?

今新車であったら買いたいと思います。

2シーターってスペシャリティー

ですよね!


全長は3950mmから4170mmと
220mmも長くなりましたが、
長くなった分ミッドシップでも挙動に
安定感が増したのでした。
それは今までの日本車にはない新しい
ジャンルで、しかもどのメーカーも
追随していない分野のクルマだったんです。


大きくなりピーキーな挙動は抑えられ、
更に走りに磨きがかかったそんな新しい
時代を切り開くかのようなクルマだったのです。

そのためかどうか分かりませんが、
1989年から1999年までの
10年間マイナーチェンジを繰り返し
ながら発売され続けたクルマだったのです。

日産のZ32フェアレディーZバブル崩壊
後になかなか次世代の車種を開発できず
10年もの間モデルチェンジなしで
生産され続けたので、同じようなこと
かも知れませんね。。

エンジンもボアアップバージョンが
出るわけでもなく、
モデルチェンジをするわけでもなく、
変わらずそのままい続ける。
唯一無二がそうさせるのか、
スペシャリティーカーということが
そうさせたのかは分かりませんが。。

今にして思えばすごく潔く
MRはこうあるべき!
という姿勢を見事に貫いてくれた
車種だと思います。

後継車種はでてきますが。
ミッドシップリトラクタブルライト
でスタイリッシュなこのボディーは
今後も出てこない名車なのでは
ないでしょうか?

少なくとも私はそう思います。

そんな2代目MR2は今一体いくら
するのでしょうか?
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU1938405811/index.html?TRCD=200002

走行距離少な目でこの価格は
全然アリだと思います。

今ならこの程度で購入できますが、
もっと値段が上がると思います。
お探しの方はこの時期に購入して
直しながら乗っても面白いかも知れません。

最終形のクルマが本当かどうか知りませんが。。
この価格で出ています。
本当ならアリだと思います。
サビの具合や他コンディションにもより
ますが。。

https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU1474681934/index.html?TRCD=200002

結構マニアックなクルマで、
後継車種は別の路線を歩んでしまったので、
スポーティー系で行くとしたら、
この車種で探すのが良いと思います。

まぁそうは言っても30年以上前の
車種になりますので、
程度をよく見極めて
直しながら乗るのが楽しいと
思います。

いかがでしょうか?

本日はバブル時代継承された
日本初~2代目に受け継がれた
MR2のお話でした。

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございました!