旧車を生かし続ける! キオのブログ

はじめまして 旧車大好き今年50代の会社員です。 1970年代〜1990年代くらいまでの 旧車に関連した記事を発信していきますので、 ご興味のある方は ご覧いただければ幸いです。

旧車 バブル時代 スズキ渾身の軽スポーツ! カプチーノ!!

1991年ってバブル絶頂期

開発はバブル始まったころ

バブルの真っ只中の軽自動車

1990年代の黄金期の自動車産業
軽自動車に至っても不思議なクルマや
今では考えられないようなスペックの
クルマが多く存在していました。

各メーカーは開発費が湯水のように
あり、開発にお金を惜しむことが
ありませんでした。

そんな1991年になんとスズキから
カプチーノが発売されました。
この軽自動車は軽ながら装備が
とてつもなく重質しており、
本当の意味でスペシャルなクルマでした。

ロングノーズショートデッキのエクステリア
に3気筒660CCDOHC12バルブ
エンジンを搭載していました。
それだけでも十分にでしたが、

更に足回りも4輪ディスクブレーキに
ダブルウィッシュボーンを搭載し
さらに駆動はFRでフロントミッドシップ
なる車中の比率を実現していました。
フロント51:リア49の割合で
見事なバランスを実現していました。

そして当時の軽自動車には珍しく
屋根の形状がオープン、タルガトップ
Tバーと3タイプ使い分けが
できるものだったのも画期的でした。


フロントミッドシップ
オープンスタイル車重もなんと700kg
で軽自動車とは思えないくらいの
スペックで当時の走り屋にも
人気があったクルマだったのです。

95年のマイナーチェンジで
なんとエンジンがオールアルミ製に
変わり、更に10kgの減量に
成功し、700kgを切る車重と
なりました。
個の重量は当時のホンダビートが
760kgという車中だったこと
からもお分かりいただける通り、
相当軽くしかもバランスが良く、

エンジン性能もインタークーラー
付きDOHCターボで、
軽自動車ながら立派なスポーツカー
だったのです。

エンジンもミッションも
当時のジムニー
同じものを使用しており、
互換性があるので、
流用しながら乗ることが可能
なので、今でも比較的高値
で取引されています。

ロングノーズショートデッキ
という古典的なスタイルに
FRでフロントミッドシップ
何か走り屋には人気があり
そうですが、ボディーが相当
短いので、挙動が比較的ピーキー
なことから、結構乗りこなすには
運転技術が必要でした。

相当腕がないと使いこなすのが
難しいクルマでもあったようです。

そんなカプチーノは現在いくら
位するのでしょうか?

https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU1532539663/index.html?TRCD=200002

奇跡のような走行距離の
車両がまだあります。
しかもそんなに高く?
ありません。

この時代のこれ系のクルマに
しては軽自動車ということなのか
相当安い価格であると思います。

割と修復歴アリのクルマも多い
ようですが、比較的走行距離が
少ない車両もあり、そこそこ値段が
こなれているので、
これから始める方や維持費を抑え
ながらクラシックに乗りたい方に
向いているかもしれません。

カプチーノは2代目が出ていない
こともあり、今後値段が上がる
可能性が高いクルマであると思われます。

本日はバブル真っ盛りの
スズキの本気の軽自動車
カプチーノのお話でした。

本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!