旧車を生かし続ける! キオのブログ

はじめまして 旧車大好き今年50代の会社員です。 1970年代〜1990年代くらいまでの 旧車に関連した記事を発信していきますので、 ご興味のある方は ご覧いただければ幸いです。

旧車 バブル最強! ホットハッチ!!

バブル最強ホットハッチ

1980年代のバブル時代は
いろいろなクルマがデビューしては
カタログ落ちしたり、
モデルチェンジしたり、栄枯衰退が
激しい時代でもありました。

ハイソカーも数多くデビューしました。
自動車産業の開発費は湯水のように
使えモータースポーツに各社参戦する
など活気に満ち溢れていました。

そんなパワーで

そんな中1987年に三菱自動車から
ミラージュサイボーグがデビューしました。
このクルマの何がすごいって、
リッターあたり100馬力もあるんです。

当時はリッター100馬力はスポーツカー
でしかもそれを狙ったクルマだけが出し得た
パワーだったんです。

それが!
ファミリーカーの一角
しかも超マイナー?
(ファンには怒られる?)
なクルマでしかも3ドアハッチバック
おとなし目の外観からひねり出す
ハイパワー

当時はすごいセンセーショナルでした。
ギャランVR-4に引っ張られる感じの
ハイパワー化されたエンジンを
無理やり搭載した感じがしましたが。。

それまでのミラージュよりも外観が
洗練されスタイリッシュに変身し、
パワーもリッター100馬力を超える
クルマになりました。

1600ccで160psって
80年代に入ってもこの分野のクルマ
にはなかなかないスペックだったんです。

なにせ韋駄天と言われていたスターレット
ターボだって100ps強そこそこ

だったんですから。。
サイボーグというネーミングも
ピッタリなクルマでした。


このミラージュには飛び道具な
グレードがあったんです。

ミラージュXYVYX
これご存知ですか。。?
なんて読むと思います。。?

これミラージュ サイビクスって
読むんです。
名前も変わっていますが、
クルマも変わっていて、

2シーターでリアウィンドウは
ハメ殺しなんですよ。

なぜこんなフォルムをしているのか
どうしてこんなクルマを作ったのか
分かりませんが。。
まさにバブルを象徴する面白い
クルマです。

2年でカタログ落ちしたので、
見かけることはほとんどありません
でしたが、今となってはさらに少ない
博物館級の珍しさではないでしょうか。

さらに上を行くハイパワー

上には上がでてくるものです。
しかし、バブルでなければ登場
しなかったであろうクルマです。

日本車では最強ホットハッチと言って
過言ではないと思います。
今もそんなハイパワーなクルマ発売
されていませんし、ましてエコと
真逆の方向に走っていたそんな一台です。

1990年発売の日産パルサーGTI-Rです。
このクルマWRC参戦を前提に作られた
ラリーマシーンなんです。

2リットル直列4気筒4バルブ
2000ccでターボエンジン搭載
230psトルクは29kg-m
モンスターマシーンです。
日産独自の4WDアテーサ搭載でした。



当時ニスモから出していた
GTI-RNISMOはそのままラリーカーとして
参戦できるチューンナップが施されていた
んです。

これって本当にバブルですね。
今じゃ考えられないようなラリーマシーンを
そのまま市販で販売しちゃうって。。

ちょっと夢があっていいと思いませんか?
モータースポーツに参加できるスペック
のマシーンが市販で手に入る。

しかも公道で普通に走らせられる。

 

GTI-Rはつい最近

ほんの2、3年前まで60万円
程度で販売されていたんですが。。

旧車が高騰している関係で100万円超えです。
それでもこのスペックで100万円程度
なら正直安いと思いませんか。。?

スペックはモンスターマシンでしたが、
実際にラリーに出て熱害など
持っているスペックを生かし切れず
苦戦が続いたようです。

ラリーではいい成績を残せなかったようです。

公道を走る分には全く問題ない
それ以前にそんなパワー生かせる
場所はあるのか。。?
っていうくらいのハイパワーですね。

高速道路でも
峠でもなく、
一般道ではなおさら

ハイパワーを生かせる場所が。。
少ないですね。。

もしかするとスペックを使いきれる
100ps程度かそれ以下の軽い
クルマが人馬一体って感じるのかも
しれませんね。

それが人々を魅了する
理由かもしれませんね。

ハイパワーもラグジュアリーも
使いこなせないとつまらない

遅くても人馬一体で思うように
乗りこなせるクルマが気持ちも
クルマの一体化して
本当の意味で楽しいのかも知れません。

バブル時代はとにかく
ハイパワーで豪華なクルマが
もてはやされていました。


あと、サイケデリックというか
飛び道具的なクルマたちが多く発売され


こんなのアリ??
ってクルマも結構ありました。
懐かしい時代です。

でも、今よりは確実に世の中が

元気で活気があり、
明るい時代でした。

この先も時代は繰り返すのでしょうけれど、
ぜひこのころのように元気な明るい時代を
もう一度見たいものです。

その時のクルマがバブルのころのように
元気で楽しいクルマだったら、
いいですね。

免許返納してなければ、次のバブルのクルマ
は購入したいな。。

なんて思いますね。

本日はバブルの超ホットハッチのお話でした。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。