旧車を生かし続ける! キオのブログ

はじめまして 旧車大好き今年50代の会社員です。 1970年代〜1990年代くらいまでの 旧車に関連した記事を発信していきますので、 ご興味のある方は ご覧いただければ幸いです。

旧車 クラシック王道!! S30フェアレディーZ!!

王道旧車

北米市場向けに

1960年代に日本のモータリゼーション
幕を開けました。
今までは乗用車というと富裕層向けで、
一般市民が乗れるような価格のクルマは
ほとんど存在しない時代だったんです。

戦後十数年たち国の政策で一般庶民
にも購入できる安価で、丈夫なクルマを
作るように自動車メーカー各社は依頼され?
研究を重ね安価で丈夫なしかもそこそこ
パワーのあるクルマを発売していきました。

国内はもとより海外に視野を広げ
特に北米マーケットを重要視
していたのは日産でした。
日産は北米向けに新たな車種の開発を
行っていったのでした。

ジャガーEタイプのようなそんな
ファーストバックスタイル
クルマを国産で作るプロジェクトから
誕生したのがフェアレディーZでした。

確かにジャガーEタイプの面影が
残る感じのクルマですね。
今だったらジャガーからクレームが
入るのではないかと思うほど
フォルムが似ている感じです。

当時は画期的なクルマで、エンジンも
直列6気筒エンジンは国産車では
あまりなく、プリンスグロリアの
G7エンジンを改良して作り上げた
L型2000CCのエンジンを
搭載したのでした。

L型エンジンは鉄の鋳造製のエンジンで
ターンフローと言って吸気と排気が
同じ側についているエンジンでした。
同じシリンダーブロックを使いながら
排気量を分けることが可能なエンジンで

さまざまな排気量のエンジンが
存在ました。
基本となる2000CCは最終的に
130psの出力となり、
1tそこそこのボディには
十分な出力と言えそうですね。

キャブのエンジンは、
音もよく今の車にはない
物が多く備わっています。

足回りも当時は珍しく4輪独立懸架を
採用していました。

エンジンの耐久性と足回り、
そしてボディーはものコックボディーを
採用し車重も軽く、クルマの性能は
ジャガーEタイプやポルシェ911
肉薄するほどの性能を発揮していたのです。


価格もアメ車より全然安価で
性能が良いことからZカーなどと言われ
非常に高い人気を誇っていたクルマ
でもありました。

ロングノーズショートデッキスタイル
の国産量産車としては初のクルマ
です。

内装も黒を基調としており、メーターも
連続で並びスポーティさを演出しています。
国産スポーツカーの分野では
先駆け的な存在で2000CCを中心に

2400CCの240ZやGノーズという
通常のものよりも若干長い車種もあり
ました。

中でも人期はレアなのが、S20
ツインカムエンジンを搭載した
423と呼ばれるグレードです。
4バルブ・3キャブレター・2カム
のエンジンで当時日本のエンジンと
しては最高峰のエンジンだったのです。


アメリカ市場では低回転からトルク
のあるL型エンジンは元々のアメ車
と同様にトルク重視型だったため
すぐに受け入れられ、
価格も安価であったことから
大ヒットしたクルマです。

販売から9年で全世界で55万台
日本で8万台もの台数が登録された
ようです。

この数字って凄い数字で、6年間で
30万台売ったS13シルビアと同様で
更に長い期間販売し続けられた
ということなんです。

かれこれ50年前のクルマですが
今見てもとてもカッコよく、
一度は乗ってみたい車のひとつ
であります。

そんな初代フェアレディーZ
いったい今いくらするのでしょうか?

https://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU2206480293/index.html?TRCD=200002

クラシックの王道をいく
クルマですね。
そんな価格になるなんて。。

10年くらい前ならもっと
手が届く程度の価格だったのに。。

この頃の国産スポーツはエクステリアも
エンジンも一番イケていた時代のクルマで、

数量も少なくなっていて
希少価値がさらに上がり、
ほしいと思う人も多いため
こんな価格なんでしょうね。。

それにしても、もう手が出ない価格です。

どんな人が購入できるんだろう。。

本日は国産クラシックカーの王道
日産初代フェアレディーZ
お話でした。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!