旧車を生かし続ける! キオのブログ

はじめまして 旧車大好き今年50代の会社員です。 1970年代〜1990年代くらいまでの 旧車に関連した記事を発信していきますので、 ご興味のある方は ご覧いただければ幸いです。

旧車 バブル時代 韋駄天スターレットEP71!!

スターレットといえば

KP61って方も多いと思いますが。。

80年代に登場したスタタボも

お忘れなく。

 

EP71も結構いい車

 

1980年代の中盤から後半

本当に色々な面白い車が登場しました。

小型車は概ねエンジンレイアウトをFF

へと変えていきました。

 

80年代前半に70年代を引きずって

いたトヨタスターレットKP61も

時代の波には抗えず、FFレイアウトへと

変更して新登場しました。

 

1984年KP61に変わり、

EP71が登場しました。

ボディサイズは大きくは変わり

ませんでしたが、

エンジンそのものが大きく変わりました。

 

一番はターボ搭載車が加わったこと

そして、全ての車両はインジェクションへ

と移行したことが大きく変わったところ

です。

 

なにせ790kgの車重に105psの

パワーは軽自動車に105psの出力

搭載した様なものですので、

早くない訳がありません。。

むしろジャジャ馬っぷりは激しく

ターボの効きを抑える『Loモード』

なるものまで付いていたんです。

 

韋駄天ターボって言われていて

走り出しはAE86よりも早く

排気量を超える下克上なんて言われ

方もしていましたね。

 

 KP61はそれはそれで最後のFRで

格好も良かったのですが、

EP71もFFながら2ボックススタイル

でテールから斜め45度の角度から

見る後ろ姿がなんとカッコ良い

車なんだろうって

当時思ったのがつい最近ようです。

ちなみにKP61はOHVエンジン

72psだったのに対し、

 

EP71はSOHC12バルブと若干

変則気味ですが、ターボ搭載で

105psにクロスフローを採用し

(マイナーチェンジ後は110ps)

エンジン自体進化したものを

搭載していたんです。

 

 

この車はレースのベース車両

として多く使用されており、

ワンメイクレースが開催されて

いました。

 

軽い車両に適度なパワーのエンジン

今にはない大きさの車両と重量

どれを取っても言うことがないほど

クルマ好きにはFFながら

たまらない1台だったんです。

 

年齢層によりやはりスターレット

KP47だ!

とかKP61の中期モデルだ!とか

色々あるとは思います。

確かにFRレイアウトで軽量コンパクト

で走りも問題ありません。

 

トヨタ車では、

ラックアンドピニオンのステアリング

ボックスをトヨタ2000GT以来

搭載するなど話題になりました。

 

峠を走る方やサーキットなどでも

ハンドリングがしやすく、

カウンターを当ててドリフト

走行ができるなど、

楽しい要素が沢山ありました。

 

FRレイアウトだったこともあり、

AE86の4AGを積み替えて

走る猛者も多くいて、

チューニングなどでも流用パーツ

が豊富にあり、その世代の方に

とってスターレットといえば、

FRのKP61だ!って方も

多くいらっしゃると思います。

 

しかし拘りを捨てて

一度EP71のターボに乗って

見ると、走りが全く違うことに

気づきそれはそれで良いクルマ

なんだってことに気付くと思います。

 

1300CCで110psって

大してパワーがある訳ではないのですが、

なにせ740kgと超軽量ですから、

その加速はハンパではありません。

 

0ー400mでは

15.88秒

当時のAE86のレビン・トレノは

15.90秒と

排気量が下にも関わらず

俊足だったのです。

 

ノーマルでそれですから、

軽くチューンナップでも

しようものなら、

全く違うクルマに変身したに

違いありませんね。

 

80年代はターボ全盛でしたが、

この軽さでこの排気量クラス

ではダントツでEP71ターボが

俊足だったことは間違いありません。

 

結構地味ですがカッコも良くて、

86よりも早いコンパクト

ハッチバックってそれはそれで

良くありませんか。。?

 

本日はバブル時代の韋駄天ターボ

スターレットEP71のお話でした。

 

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございます。