旧車を生かし続ける! キオのブログ

はじめまして 旧車大好き今年50代の会社員です。 1970年代〜1990年代くらいまでの 旧車に関連した記事を発信していきますので、 ご興味のある方は ご覧いただければ幸いです。

旧車 日産3兄弟!!

昔の日産の顔にてませんか?


1960年代は日本のモーターリゼーション
の幕が開けた年代でした。
このころのクルマたちは個性豊かで
非常に目まぐるしい進化進歩をして
いました。

現在の大手自動車メーカーも
同様でしたが、特に小さいメーカーでも
優秀なエンジニアが開発を行っていた
会社がありました。

中島飛行機から分離してできた
プリンス自動車工業です。
このメーカーは非常に優秀なエンジニアが
たくさんいて画期的なクルマやエンジンを
多く輩出していたんです。

残念ながら資金調達に少々難があり、
大きく大成する前に大資本と合併
することになってしまったんです。。

今でもよくある合併の構図ですね。
プリンス自動車工業スカイライン
グロリアなど今日でも活躍している
ブランドを立ち上げ、かつ優秀な
クルマとして世の中に排出してきたんです。

特にエンジンには目を見張るものがあり、
排ガス規制で淘汰してしまいましたが、
優秀なエンジンが多く存在したんです。

大きい会社と合併すると小さい会社が
開発したものは大体淘汰され
駄目な方に吸収されるのが常ですね。

この会社も例外でなく、今あったら
まだこのエンジンの後継機種が
存在していただろうエンジンも多く
あったんです。


日産3兄弟?

日産のこの時期のクルマは
顔が似ていて特に、
スカイライン、ブルーバード、ローレル
トヨタのマークⅡ3兄弟と
同じくらい作りが似ていました。

そんな3兄弟の一番下?になるのか
わかりませんが、初代ローレルは
面白いクルマです。

旧プリンス村山工場で生産されたこともあり、
旧プリンスのエンジンを搭載していたんです。
往年の名機G型エンジンです。

このエンジンはプリンスが開発した
エンジンで後の日本のクルマのエンジン
の代表のように語り継がれている
日産のL型エンジンにも引けを取らない
優秀なエンジンだったんです。

マイナーなエンジンと思われがちですが、
プリンスの優秀なエンジンを日産が
淘汰した形で消滅してしまいました。


ローレルだけに積まれたG20型
エンジンは直列4気筒エンジンで
クロスフロー
L型エンジンのターンフローとは
異なり吸気排気がしやすくふけが良い
優秀なエンジンでした。

その証拠に同じ時期に搭載されていた
ブルーバードのL型4気筒のエンジンは

1800ccSUツインキャブ搭載で
110ps

直列6気筒
2000ccSUツインキャブ搭載で
130ps

両方ともターンフロー吸気と排気が
同じ方向なので、吸って吐くのが
一度Uターンしないとならないため
非効率なエンジンだったんです。

同じ時期にプリンスで開発された
G20型エンジンは
直列4気筒
クロスフロー排気と吸気が別方向
なので吸って吐く効率が非常に
よくできたエンジンでした。

なので
2000ccSUツインキャブ搭載で
125psを発生させるエンジンだったんです。
4気筒で6気筒と同等の馬力で
しかも低回転でトルクはL型に勝っていた。

トルクもL型に比べ低回転で最大トルクを
得られる優秀なエンジンでしたが、
排ガス規制に対応できず、
排版となったんです。

L型エンジンは日産が開発した
エンジンだったので、
日産は残したかったのでしょうが、
プリンス開発エンジンを残したほうが
恐らく性能は上だったはずです。

エンジニアが嫌ったためか
L型エンジンを残してしまいましたね。

今日までもしあったなら
後継機種がツインカムなどになり、
相当優秀なエンジンの祖先になったことは
間違いありませんね。

初代ローレルC30型GXはこのG20型
エンジン搭載車です。

もし見かけたら即買いです。

プリンスの開発の賜物です。
二度と運転することができない
かもしれません。

L形ははいて捨てるほどあるので、
まして新型のRB型のエンジンと腰下
がほぼ同じということもあり、

何かしらでは携われますが、
絶滅したこのエンジンはこのローレル
という車種でしか味わえません。
見つけたらぜひ!
購入を検討してください。

本日はプリンスの傑作エンジン
G20型エンジンのお話でした。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!
 

 

 

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