旧車を生かし続ける! キオのブログ

はじめまして 旧車大好き今年50代の会社員です。 1970年代〜1990年代くらいまでの 旧車に関連した記事を発信していきますので、 ご興味のある方は ご覧いただければ幸いです。

旧車 派生モデル!

派生モデル


日本のクルマには派生モデルが存在します。
古くはカローラスプリンターやセリカカムリ
など、派生モデルからモデルチェンジの
タイミングで独立したブランドになったり
します。


何かニーズがあったり、実験的なことで
派生モデルが姿を出すのですが、
カローラは新しい市場開拓
セリカは4ドアバージョンで発売しました。

今回はパブリカスターレットにスポットを
当ててみたいと思います。
このクルマは大衆車パブリカの上級バージョン
というコンセプトで発売されました。


1973年に当初セリカ
『フルチョイスシステム』
が好評であったため、少し簡略化した
『フリーチョイスシステム』で販売を開始
しました。

ファーストバックスタイルは当時の日本の
クルマでは珍しく丸みの少ない直線的な
デザインでした。

2ドアクーペと4ドアセダンがあり、
エンジンも1000ccと1200ccが
ありました。


2ドアは
1000ccがKP45、1200ccがKP47
4ドアは追加発売されたモデルで、
1000ccがKP40、1200ccがKP42
と称されました。

1200ccツインキャブモデルで74ps
車重755kgと軽量で当時はレースシーンで
ホンダのシビックや日産のサニーと熾烈な
争いを繰り広げたようです。


残念なことに1975年の排ガス規制を受け
1976年にマイナーチェンジが行われ
1200ccのツインキャブモデルは
姿を消してしまいました。

マイナーチェンジ後のモデルはKP51
と称されるようになります。

排ガス規制があったので仕方ありませんが、
元気のよかったクルマはみんな牙を
抜かれ、なにか覇気がないクルマへと

変貌を遂げていきました。

各メーカーみんな同じように、元気のある
車が排ガス規制で変わっていきました。

このモデルも同様です。。

1978年に派生モデルから独立した
ブランド『スターレット』として
2ボックススタイルのクルマになり
発売されますが、

3Kエンジンから4K1300ccの
エンジンを搭載してデビューしました。
車重も先代より20kg軽量化し、
730kgと軽く、やはりレースシーン
などでは活躍したようです。

1970年代の排ガス規制後のクルマは
全体的にシケた感じになりますが、
1980年代中盤に入ると次第に
元気を取り戻します。

ちょうどバブル経済も手伝って
奇抜な面白いクルマも数多く
発売されていきます。

その少し前のなにか暗い元気のない
時代の、でもどうにかクルマを売るため
に無理やり派生モデルを作ったり、
目先を変えたり、各メーカーも苦労を
していた状況がうかがえますね。



今いくらなの?

KP47は見つかりませんでしたが、
KP31の中古車で

https://kuruma-ex.jp/usedcar/detail/ccCU8695717445?action_type%5BccCU8695717445%5D=search

こんな感じの価格でした。
KP47は排ガス規制前のモデルなので、
あったらもう少し高い金額なのかも
しれません。

このクルマも見つけたら即『買い』ですね。


旧車は排ガス規制前と後で全く違う
クルマになっているので、
やはり旧車を本当に味わいたいなら、

排ガス規制前のクルマを購入したいですね。
相当数量が減っているので、
価格もそれなりに高くなってはいますが、

人気車種以外はまだまだ探せば
良いタマが発見できるかもしれません。

本日は派生車パブリカスターレット
お話でした。
最後までお読みいただき
ありがとうございました!

最近は旧車が本当に

高くなりました。。

 

昔から旧車や古いものが好きで

レストアや部品に関する

役立ちそうな情報を調べて

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興味のある方はぜひごらんください。

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