旧車を生かし続ける! キオのブログ

はじめまして 旧車大好き今年50代の会社員です。 1970年代〜1990年代くらいまでの 旧車に関連した記事を発信していきますので、 ご興味のある方は ご覧いただければ幸いです。

クラシック王道! 日産ハコスカ スカイライン!!

1960年代王道名車

1960年代は日本のモータリゼーションが幕を開け
庶民にも自家用車が手に入る時代になりました。


高度経済成長を背景に各社開発は凄まじく、
さまざまなクルマが開発されていきました。


1960年代後半から1970年代中盤くらいまで
国産車は90年代のそれと同様に魅力的な車ばかり
発売されていました。


この時期のクルマは日産の技術力が一歩先を行く形で
トヨタいすゞよりも性能が良かったようでした。




1968年8月フルモデルチェンジしたスカイライン
発売されました。


本日は黎明期の名車日産3代目スカイラインのお話を
したいと思います。


いわゆる『ハコスカ』です。


1968年8月の時点では1500CC、1800CCの
モデルだけでしたが、10月に2000CCのモデルが

初めて発売されました。


この後30年近く生産され続けるエンジンL20型
エンジンの初登場です。


S54スカイラインのそれとは違い6気筒を搭載する
前提でデザインを進めていたため4気筒エンジンより
6気筒エンジンの方が見た目バランスが取れていて


カッコよく見えます。


この時期ハコスカGT-Rも発売されましたが、
本日は割愛させていただきます。


ハコスカの出力はL20型エンジンでツインキャブ
ハイオクなら130psもの出力が1968年の時点


であったことが驚きですね。


この『ハコスカ』はグリルが特徴的で発売当初は
3分割のグリル、その後45年グリルと言われる


中期型のグリル、その後最終型のよく見かける
グリルへと変わっていきました。


比較的流通しているのは最終型のグリル搭載車
だと思われます。


意外とこの車種を語るときにGT-Rなしで語ることは
少ないのですが、


本日はあえてC10型スカイラインのお話で行きたいと
思います。


サーフラインもこの車種の特徴で今のクルマには
ない独特な盛り上がりは古さを感じさせません。


この時期のクルマの特徴でもありますが、バンパーも
前後メッキバンパーで渋い仕上がりになっています。


1960年代に足回りは驚くことに4輪独立懸架を採用
していたんです。


さすが技術の日産というところでしょうか。。


L型エンジンは直列6気筒エンジンで、ターンフロー
と呼ばれる独特な仕組みとなっています。


(吸気と排気が同じ側にあるので、多少効率が良くない)





しかしながら、鉄製の鋳物で作られていて相当頑丈
なため、ボアアップなどボーリングしてもチューンナップ


しても壊れることが少ないエンジンだったため、
A型エンジン同様に多くのプライベーターに愛された


エンジンでした。排気量を変えたエンジンを積みかえたり、
2000CCをボアアップさせてチューンナップしたり、


ノーマルで乗る人が少なかったクルマですね。。


元々NAエンジンのため激的に速くなることはないにしても、
チューンナップを重ねていくことで出力を上げるプライベータ

が多かったようです。




多くのファンに愛された車だけあり、外装パーツも含め
純正にこだわらなければ各社から販売されているので、

マイナー車よりも維持に困らなさそうです。



とは言え。。
クラシックカーの王道車だけあり、ものすごい価格になって
しまいました。。



30年前な60万円程度で購入できたのですが、
2ドアハードトップはもはや博物館レベルの価格?

になってしまい簡単には手が出せそうにありません。。


そんなハコスカは今一体いくらするのでしょうか。。?

https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU2919834358/index.html?TRCD=200002

初期の4ドアでもこの価格

https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU0734930141/index.html?TRCD=200002

中期の4ドアでこの価格


https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU2349143867/index.html?TRCD=200002

後期の2ドア
これは買いですね。安い方だと思います。
https://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU4982264505/index.html?TRCD=200002

完全にチューンナップしたエンジンに
なると、こんな価格になるんですね。。


もはや手が出ません。。


誰が買うのだろうか。。


画像で見て楽しむしか無い感じですね。。


本日はクラシックカー王道
日産スカイラインハコスカのお話でした。


本日も最後までお読みいただき
ありがとうございます!