旧車を生かし続ける! キオのブログ

はじめまして 旧車大好き今年50代の会社員です。 1970年代〜1990年代くらいまでの 旧車に関連した記事を発信していきますので、 ご興味のある方は ご覧いただければ幸いです。

旧車 イタリア並み!

地味だけどハイクオリティなクルマ

今の時代でいすゞといえば、
トラックのイメージですが、

その昔は乗用車を生産していたんですよ。

しかも超マニアックな
優秀なクルマを!

1960年代後半にいすゞ
1600CCのツインカムエンジンを開発し


ベレットという小型車に搭載したんです。
車重970kgということもあり、

120psながら時速190kmも
出たそうですよ。


このクルマ、少し前までは結構安く
手に入ったんですが。。


昨今の旧車バブルにより、
400万円弱の価格に高騰してしまい
ましたね。


昔のことを言っても仕方ありませんが。。
20年前まで100万円強の価格で
手に入ったんですよ。。

 


大体、手に入るときはあまり興味ないのに


手に入りづらくなると
急に『いいな』なんて思ったり

するんですよね。


このツインカムエンジンをもっと
ハイグレードなクルマに搭載したい。

そんな思いから開発されたクルマが
やはり1960年代後半に発売された


いすゞ117クーペでした。



このクルマはハンドメイドと言われていて
当時のいすゞの経済事情により

高性能プレス機を購入して
設備投資する余裕がなく

リアのラインを出すために
大まかなプレスだけ機械でおこない

トランクなんかは取り付け穴を
手であけたり、ハンダでもった


ところを手でて削って位置合わせを
して取り付けた。


なんて列伝も残っているんですよ。


なにせ月々30台~50台しか
生産でき無かったらしいですよ。


昔は時間の流れが遅かったんですね。。


いまでは考えられませんね。
当然いすゞも生産量を上げないと

収益面でよくならないため、
ある程度のところで

設備投資をしたとのことです。
1972年に量産プレス機を導入して、
なおかつ技術を習得することにより、

ハンドメイドではなく機械生産することに
成功し、生産性を高めたとのことですね。


それによって117クーペはマイナー
チェンジしていきます。

初期のモデルと比較すると、
外観は小型ライト4灯は変わりありませんが、
ウィンカーなどの小さいランプの形状

が変わり、リアのテールランプが大型化
しましたね。


エンジンは1800CCで統一され
ツインカムの電子制御     XE
ツインカムのツインキャブ   XG
シングルカムのツインキャブ  XC
シングルカムのシングルキャブ XT
の4種類の味付けになったんですね。


このクルマ今見ると結構恰好がよいですね。
当然ハンドメイドの方がいいんですけど。

手に入る価格で、ある程度恰好がよい
っていう意味ではとてもアリなんだと

思うんですよね。。


第二期って称されるこのモデルは
1972年から1977年まで

生産されました。

昔はよく見かけたんですけど、
さすがに今はあまり見かけませんね。

このクルマたち結構外装が
格好よく、ホイールも

マグネシウムの超軽量の高級な、
ポルシェやフェラーリなんかが

純正で履いているホイールを
オプションで履くことができたんですよ。。
この星型のホイールがクロモドラ(マグネシウム

外装もホイールもこだわりで
結構いけていたにも関わらず、

内装が超チープで『ガッカリ』的な
クルマって評価されていたそうですね。


とはいえ当時マグホイールを履いて
外装もそこそこ格好が良く

値段もそこそこだったので、
そこそこ売れたみたいですが。。


1977年からさらにマイナーチェンジで
ライトが小型の四角い4灯になりました。


このころには排ガス規制でエンジン
の出力も130psにダウングレード

してツインカムは排ガス規制クリア
できなかったため

廃止になったようですね。


残念なのはリアの見てくれは
一緒なのですが、

フロントの角目4灯が死ぬほど
格好悪いと思うのは
気のせいでしょうか。。?


そのせいかどうかわかりませんが。。
この最終のくるまは結構安い金額で

購入が可能ですよ。
200万円しない筐体もありますので、

これから旧車に乗る方にはおすすめですね。


いすゞのベレットも117クーペも
ツインカムエンジンを積んでいるのに、


1600CCのミッションは4Fしか

搭載されておらず。。
やはり、少し残念なクルマですね。

1800CCはツインカム5Fが
あるみたいですね。

とはいえ現実的に手に入れることが可能で
しかもそんなに悪くない。

超格好良いといえばそうではないですが。。
一応ジウジアローがデザインしたクルマ
なので、それなりには格好よいですね。。

角目4灯にのシングルカムの中古なんかは
100万円そこそこで手に入りますよ。

これからの方には割とよいクルマな
気がしますね。




1981年にピアッツアに引き継がれて
117クーペはブランド落ちしていきます。


いすゞって地味ですが、
結構いろんなクルマを出していたんですよ。

ベレットや117クーペもそうですけど、

ジェミニもそうですし、
ビッグホーン


なんかも実はいすゞなんですよ。


地味だけど結構恰好がよく、
性能もいい

なんかいいですね。
記事を書いていて

 

ちょっといすゞの乗用車が

好きになりました。

結構いいと思いませんか。。?

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

 

 

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