旧車を生かし続ける! キオのブログ

はじめまして 旧車大好き今年50代の会社員です。 1970年代〜1990年代くらいまでの 旧車に関連した記事を発信していきますので、 ご興味のある方は ご覧いただければ幸いです。

旧車 バブル時代 これから『買い』なクルマ!!

1990年台のクルマも
発売からすでに30年近く
経過したクルマが多く、

傷みやサビなどの不具合が
出ている車が多いと思います。

古いもの痛んだものを再生
していくことを『レストア』
『リストア』と言ったりします。


単純に古い痛んだ部分を
補修して新しくすることを言いますが、

様々な手法があり、お金をかければ
ピンキリで新車のように生まれ変わる
やり方や不具合個所を直していく
方法があります。

いずれにしても1990年代の
クルマはそのような作業が
必要になっているものが多く
よく確認して購入するのが
良いのだと思います。

メーカーのパーツ供給は生産中止
から15年程度です。

1990年代のクルマでも
終わりに発売されたクルマは
それでも20年以上経過して
いるので、メーカーのパーツ
供給は終わっています。

特に外装系のパーツは交換
すれば良いのですが、
パーツがなければ、鉄板の
切り貼りで補修していくの
ですが。。

本当の意味の鈑金ができる
職人が減っていて、作業できる
お店も少なくなっています。
 

セミレストア

 

中古車販売店はクルマを右
から左に転売するだけの
店なので、古いクルマを購入する
のであれば、古いクルマを整備
できる専門店でレストアされた
車を買うのが安上がりかもしれません。

とはいってもどんな作業をした
ものを『レストア済み』と称して
販売されているかは、実際は
分かりませんので、

安い車両を購入して
自分でレストアを依頼するのが
本当の意味でレストアと
言えるのかもしれません。。

今ならメーカーがレストア
事業を展開している車種もあり、
そんなクルマを購入するのは
本当にそのクルマが好きなら
アリなのかもしれません。


パーツの確保


日産のスカイラインGT-R
日産がレストア事業を展開
したため、外装系のパーツ
やその他数百点にわたる部品を
再販しているようです。

また、マツダロードスター
同様にレストア事業を展開して
いるので、ある程度新品パーツ

を手に入れることが可能なようです。
それ以外のクルマはどうすれば
良いのでしょうか。。?

 


いまなら15年~20年前のクルマ
はパーツ供給がかろうじて間に合うかも
しれませんね。

例えば、ホンダS2000は1999年
発売ですが、2009年まで発売して
いましたのでこのクルマはまだ
メーカーからのパーツ供給が間に合います。

少しバブル時代よりも新しすぎますが。。

話を1990年代に戻すと
外装系や樹脂系のパーツは
それ以前のものを探すよりも
いくらか探しやすいかもしれませんが、

リプロパーツが出ていない分
大変かもしれません。。


どんなクルマがあるの?


エンジンや足回りのパーツは後継車種の
ものを流用できるものもあるので、

そんな視点でクルマ選びをすると
後々良いかもしれませんね。。

トヨタなら
80系スープラ(1993ー2002)
エンジンはJZ型なので、
搭載車種も多いため流用

可能かもしれません。

また、最終02年だとするとメーカーから
はすでに出てこないが、探せばまだ
出てくる可能性があります。


日産はスカイラインとは別にシルビア
はS15が2002年最終なので、
この車種も同様にメーカーからは
でないものの探せばまだ出てくる
可能性があります。


外装系のパーツは別として
兄弟車のワンエイティも比較的
レストアしやすいも知れませんね。

2種類とも走り屋が好んだ車なので、
オートマで探すと程度が良い
車両が手に入るかのせいが高い
かも知れませんね。

ワンエイティもすでに20年以上
経過したクルマなんですね。。

時が経つのは早いものです。。

RX-7FD3Sも91年~02
まで生産されていたので、
同様ですね。


1990年代後半に発売されて
2000年代初頭まで販売が

続いた車であれば、
メーカーからパーツが出る
モデルがあるかもしれません。

また、保管状況が良ければ
レストアが必要ないものも
あるかもしれません。

アメリカの25年ルールによる
日本車の旧車価格の高騰も
視野に入れると
94年以前のクルマはすでに

価格が高騰しているかもしれません。
95年以降のクルマであれば
価格は比較的まだ上がってない
ものも多く、レストアせずに乗れる
ものも結構あるかもしれません。

今のうちに根気よく探すのも
面白いかもしれませんね。

本日は1990年代に発売
されたクルマとの今後のお付き合い

の仕方のお話でした。

本日も最後までお読みいただき
ありがとうございます!
 

旧車 バブル時代 ホンダ肝入り インスパイア!!

1990年代開発車

1990年代前半日本はバブル
経済絶頂期でした。
産業は活気づきまるでずっと
青天井が続くかのようでした。

自動車産業も開発費がふんだんにあり、
湯水のように使うことができたため、
様々な奇抜なクルマや
画期的なクルマ、いまでは
考えられないようなクルマまで
止まるところを
知らないバブル経済と同じように

吐いては捨てるほど、

開発販売されていたんです。

その流れは各メーカー同一でした。
ホンダでは今までにないクルマを
開発する。というコンセプトで、
レジェンドとアコードの間を埋める
比較的高級志向のクルマを開発し、
発売します。

どんなクルマ?

1990年にアコードの派生車種
アコードインスパイアがデビューします。

本田宗一郎の肝入りの開発ということも
ありアグレッシブに攻めたクルマに
仕上がりました。

さすがバブルって感じの外装、内装、エンジン
どれにおいても開発にお金をかけ、
こだわりを持った今見てもカッコいい
と思えるクルマです。

4ドアハードトップに駆動形式は
FFにもかかわらずエンジンは縦置き、
そして前輪より少し後ろに配置をずらし、

FFとしては理想的な前後60:40の
バランスに仕上がっていました。

内装にはウッドパネルを採用するなど
高級志向のバブル時代を彷彿とさせる
内容でした。

特にこだわりのエンジンには

特徴があり、直列5気筒という画期的?
中途半端?な4気筒軽量コンパクトと
6気筒のスムーズさの中間のいいとこ取り
したようなエンジンで、
通常直列のエンジンは偶数なのが
一般的ですが、本田宗一郎の肝入で
開発されたエンジンだっだのです。

サスペンションも4輪ダブル
ウィッシュボーンを採用しており、
見た目もスタイリッシュで、
走りも快適な1台なのです。

当時はエンジンの話題より、
インテリアやエクステリア
の洗練さが話題になっていました。

今までに無い薄いライトと
2L5ナンバー枠目いっぱいまで
広げた広い室内が乗りやすさと
相まって、人気を博していました。

国内はもちろん、海外でも人気があり、
デビューの年は売れましたね。

今いくらくらいなの?

そんなインスパイアも初代発売から
すでに20年以上も経ち中古車市場
でもあまり見かけない存在となっています。

幅はありますが、30万円~60万円程度
で購入することができます。
購入するなら今が底値だと思います。

https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/13/700051021130181108001.html?a8=mzM-4zpjlhDvKLnmDgVvMEvhJoLb1MDTTgVTpEekJT0du.SHDAMVPqMhPE2ZPjMWPqMhPE2ZPj9zPqMhPE2hPj9ePqMhPE2hPEM.PqMhPE2ZPjt3S.pvP.03lT99DTMWJT9eQT99DTMWJT9HKT99DTMWDT9HdT99DTMWDTM37T99DTMWJT9Z_T0jlhM9chDeOiMW7iLAtA2VOTSiPFM3OzM-Is00000007785001



本日はバブル開発車で
今見ても色あせないホンダの
インスパイアのお話でした。

本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!

旧車 バブル時代 珍車?トヨタ『カレン』!!

日本のクルマの作り方で、
プラットフォームを共通で
別のクルマを作る手法がとられる
ことが結構あります。

部品を共通にすることで、
クルマのコストを抑え販売価格を
下げれるメリットがあり、
この手法で作られるクルマは結構
あったりします。

外観や内装に多少違いを設け
全く別のクルマに見せることや、
兄弟車としてそのまま似たような
形で販売するケースもあったりします。

例えば、トヨタでいうなら
カローラとスプリンター
カリーナとコロナなど、
日産なら、グロリアとセドリック
など、他にもいろいろあるのでしょうけれど。。

今日あまり見かけなくなった車種で、
1990年代初頭セリカと同じ
プラットフォームで作られたクルマで
『カレン』というクルマが
トヨタから新発売されました。

セリカの変形丸目4灯のライトを
変更しコロナクーペのようなライトとし、
リアはハッチバックからノッチバックに
変更するなど、

プラットフォームは一緒でコロナクーペ
のような外装をまとった
スペシャリティーカーでした。

駆動方式はFFでセリカのような4WD
のグレードは存在していませんでしたが、
TRDからTRDsportsモデルも販売されており、

3S-GEを搭載したエンジンは
180psとそこそこの出力を
発揮したクルマだったんです。

この『カレン』のようにメーカー純正で
同じプラットフォームを使用した
車種もあれば、そうではなくやむを得ない
事情によりパーツを流用することも中には
あったりしました。

1990年代同じプラットフォームの車で
修理代を圧縮するためにライトとパネルを
付け替えるクルマもありました。

フロントフェンダーとライトを付け替えた
だけなのですが、レアポケモンのように
レア車として扱われたクルマがありました。

そのクルマは。。
シルエイティ

 

聞いたことがないかもしれませんが。。
日産のワンエイティSXを改造したクルマです。


このクルマはリトラクタブルライトで
駆動がFRということもあり、
スタイリッシュな外観で人気のクルマでした。

FRというクルマの特性上走り屋に
人気があり、好まれて乗られていました。

走り方によって、フロントをぶつけたり
することが頻繁にあると、
ワンエイティの様なリトラクタブルライト
のクルマは修理にお金がかかるため、
部品を流用することがありました。

リトラクタブルはモーターにより
駆動させるので、ライトの作りが複雑で、
少しぶつけても枠がゆがむとライトが
開閉しなくなるので、

ちょっとした力が加わると
ライトアッセンブリごとそのまま交換
して修理することがほとんどでした。

通常のライトと2~3倍近い価格がする
ライトは良くぶつける走り屋だったり
すると出費がバカにならないものでした。

なので開閉がないライトで同じプラットフォーム
のS13シルビアのフロントフェンダー
ライトを移植することで修理による
出費を軽減させていたのです。


改造することで多少ぶつかっても、

ライトが開かず機能しないという

不具合がなくなり、

軽くぶつけたくらいでは修理しないでも
乗れるというメリットがありました。

ワンエイティにシルビアのパーツを
使ってフロント周りを変更した
車種のことをシルエイティーと呼び

珍しいレアカーのように、
その辺で見かけると
シルエイティ―だ!』なんて
言ったりしていました。

見たからって何かご利益が
あるわけではないのですが。。

メーカーが作っていないので、
トヨタの『カレン』とは違いますが。。
そんなクルマも結構あったんです。

同じプラットフォームでパネル
を付け替える方法はAE86でも
ありましたね。

リトラクタブルライトのスプリンタートレノに
レビンのフェンダーとライトを付け替える
修理方法も結構はやりました。
見た目は、
フロント周りはレビンで、リアはトレノ
もしくはフロントもリアも変えて元トレノ
今レビンというクルマも存在していました。

シルエイティーのように何か
特別な呼び名はなかったような
気がします。
どなたかご存知ですか。。?


本日は同じプラットフォームから
違うクルマが作られるという
お話でした。

本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました!

旧車 バブル時代 最先端を駆け抜けたクルマ!!

1981年次世代の高級車ソアラ

誕生しました。

 

当時は最先端の技術を駆使し、

今までにないスポーツクーペという

ジャンルを確立したクルマです。

 

1986年にフルモデルチェンジ

して先代のZ10からZ20へと

進化したのです。

 

このクルマ高価なため当初は販売台数

を多くは見込んでいませんでしたが、

バブル景気と相まって先代と合わせて

合計60万台を売り上げました。

 

言わずもがななのですが、

1986年当時は最先端のハイテク

を駆使したクルマだったんです。

 

インテリアではデジタルメーたが

斬新で大変カッコよく見えたものでした。

 

 トヨタ2000GT以来の4輪ダブル

ウィッシュボーンを採用し、

電子制御のエアサスペンションを

装備していました。

 

エンジンは基本1G-GEUのツインターボ

7M-GEUを採用し2000、3000CCの

ラインナップだったんです。

 

2000のツインターボは1980年代に

新しく開発されたエンジンでハイソかーと

言われたクルマに多く搭載されていました。

 

曲線を巧みに取り入れ先代のエッジが効いた

デザインから洗練されたエレガントな

雰囲気のクルマに進化を遂げたのでした。

 

残念ながら、3000CCは1960年代

に開発されたM型エンジンを採用しており、

まだ、70年代を払拭できていない

時代だったことが伺えます。

 

それでも1986年当初は最先端の

テクノロジーを駆使したクルマとして、

トヨタ車のフラッグシップカーだったんです。

 

ラグジュアリーにしてハイソかーだった

ため特にレースシーンでは登場することは

少なかったようです。

 

その代わり暴走族などに好まれ、

派手に改造されたクルマも多く

見られました。

 

街道レースシーンで活躍した

車でもありました。

 

そんなソアラも発売から33年

も経ったんですね。

もう立派な旧車として扱っても

問題ない世代のクルマとなりました。

 

ところで、現在はどの程度の価格で

取引されいるのでしょうか?

 

https://www.goo-net.com/usedcar/spread/iphone/17/700100180330151130006.html

 

ピンキリですが、走行距離が少ない

程度が良いクルマは200万円以上

で販売されているケースも少なくありません。

 

探せばまだ、程度がよくて安価なものも

手に入れることができそうです。

今後ますます価格が上がっていく一台です。

 

今ならまだ、安価で楽しむことができそうです。

 

本当の意味で新開発のJZ型エンジンを

搭載して、さらにグレードアップして

いったのはこの後に発売される

単体としては最後のソアラZ30型の

モデルです。

 

話は戻ってZ20型ソアラのモデルで

1989年に限定500台で発売

されたエアロキャビンはいまでも

画期的かつ斬新な1台です。

 

メタルトップが自動で開閉する

システムを搭載しており、

最先端のテクが満載のまさに

バブルを象徴したクルマとなりました。

 

1981年から1991年までの

10年間で販売された台数は60万台

という大ヒットを記録した車ですね。

 

バブルのちょっと前に誕生したハイソカー、

2台目でバブル絶頂期を迎え、

バブルを象徴した車です。

 

2台目までは5ナンバー枠に収まる

いまで見ると比較的小型で、

しかも2ドアクーペハイパワー

 

今の時代でも通用するくらいの

装備とエンジンを搭載する、

本当にバブリーな1台ですね。

 

本日はバブルの一時代を築いた

クルマのお話でした。

最後までお読みいただき

ありがとうございました!

旧車 バブルで誕生 三菱渾身の名車!!

1980年代終わりから

1990年代始めにかけて

日本はバブル経済の絶頂期で、

産業は活気があり、

自動車業界も活況を呈していました。

 

そんなバブル時代は

1970年代を完全に

払拭する本当の意味での

新型開発車が数多く登場

しました。

 

本日は三菱にスポットライトを

当ててみたいと思います。

 

三菱といえば80年代は

スタリオン

ランタボ

後半は、GTO、FTO

開発新発売されました。

 

ギャランVR4も人気でした。

 

 

 

バブル時代は各社開発費が

ふんだんにあり、湯水のようにお金を

投資することができたんですね。。

 

モータースポーツも盛んで

海外のラリーにも各社参戦していました。

 

特に三菱はパジェロパリダカールラリー

やその他のレースやラリーに積極的だった

んです。

 

そんな中バブル超絶頂期の1992年

下手するとバブル崩壊の年ですが。。

開発はバブルオンタイムの絶頂期

だったのかもしれません。

 

満を持して登場したのが、

ランサーエボリューションです。

このクルマはギャランVR4と同じ

エンジンを搭載し、4WDで車重も

1,200kg程度の軽いもので、

ラリー用に開発されたクルマだったんです。

 

当初は250ps程度の馬力でしたが、

進化していくうちに国内自主規制の

280psまで性能を上げていきます。

 

もともとこのエンジンはスタリオン

に搭載されていたG63Bエンジンに

ツインカムヘッドを搭載して

他を少しチューンナップした

エンジンなんです。

 

とはいえ当時そのようなパワーを

2000CCで発揮できるクルマは

そうそうありませんでした。

 

ランタボの後継機種の軽い車体に

強力なエンジンを搭載したので、

早くないわけがありません。

 

エボリューションの名前にふさわしい

活躍をするんです。

 

しかも、市販車にも同じスペックで

提供したのですから、

人気が出ないわけがありません。

 

エボリューションは1〜7くらいまで出ましたが、

見てくれは1、2が大人しくていいな。。

なんて当時は思っていましたが、

曲がり辛さやいろいろなトラブルを

解消してエボ3が登場します。

 

実質このエボ3が第一期の完成形

だったと言われています。

エクステリアがずいぶん派手になった

印象でしたが、後に発売される

車両に比べるとおとなしい感じに

見えます。

 

このクルマがランエボでは初めて

WRCを制覇したんです。

いまでもエボ3は一定のマニアに

人気があるクルマなんです。

 

エボ1、2は羊の皮を被った

オオカミ的なエクステリアでしたが、

 

それ以降どんどん進化を遂げていき

派手になっていきます。

 

エボ4でとうとう2000CCで

規制枠上限の280psを達成します。

 

パワーに負けないため鍛造ピストン

を使用するなど、細かいところを

改良してパワーアップに繋げています。

市販車両で鍛造ピストンって。。

あまり聞いたことがありませんね。

 

1998年にエボ5が発売され

この車種から車幅が2L枠を超え

3ナンバーとなりました。

 

タイヤも太くなり、制動性や走行性能、

旋回性能などが大幅に改善され、

抜群の加速性能と走行安定性を

手に入れました。

 

その後様々な進化を遂げていき、

2007年にはエボ11まで進化

して発売されました。

 

とはいえ途中ランサーのシャーシから

ギャランのシャーシに変わり、

もはや最後の方はランエボでは

なくなってしまったのが、

少々残念ではありますが。。

 

バブル崩壊後、約15年もの間

発売され続けていたことを考えると、

ラリーの活躍と市場での人気が

ランエボ支え続けたのでしょうね。

 

本当の意味でバブルの絶頂期に

開発考案され、崩壊の年に

デビュー、その後15年もの間

発売され続けた平成の名車の

中の一つだと思いませんか。。?

 

本日はバブル絶頂期に開発考案

された平成の名車のお話でした。

 

本日も最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

旧車 バブル 日産新時代の幕開け!!

悲運のスカイラインから

1979年から1981年にかけて
悲運のスカイラインジャパンが
フルモデルチェンジしました。

DOHCだけど4気筒

 

DR30スカイライン

それまでの旧型6気筒エンジンに
別れを告げて装いも新たに
ツインカムにはなりましたが、
何故か4気筒エンジンを搭載しており、

ハイグードが4気筒の
ツインカムエンジンを
搭載していました。

当時まだツインカムの6気筒
エンジンは日産にはなく、

スカイラインなのに何故か
4気筒だったんです。


それでもスカイラインとしては、
ケンメリGTR以来のツインカム
と騒がれていました。

もちろん、グレードによっては
L型エンジンを搭載した廉価版の
モデルも存在していましたが。。

当時はそれでも4気筒のツインカムでも
人気があり、マイナーチェンジした
モデルでは、205psを発揮するなど
当時のスペックとしては、

かなり、ハイスペックだったんです。
200psを出すために、当時のクルマは
まだ、チューンナップをしないと、
そこまでの出力には到達しなかった
んですね。

新しい感を出すために

確かに1981年から悲運のジャパン
からDR30に変わりましたが、
やはり1980年代前半は70年代
を引きずっていた感じがしますね。。

新しい感じはFJエンジンを搭載
もしくはツインカムを搭載したことで、
感じを出していますが、
実はこのエンジンは基本設計は1962年
の設計なんです。

そのエンジンをボアアップして
シリンダーの長さを調整して
ツインカムヘッドを載せたエンジン
なんです。

なので、一応DR30スカイライン用に
開発されたことにはなっていますが、
根本の設計は図分昔の設計のエンジン
で、一から開発された訳では
ないんですね。

そんなこともあって4気筒エンジン
スカイラインGT-Rの称号を
与える話も出たらしいのですが、
開発責任者が6気筒でないため
その称号は与えなかったそうです。

このDR30スカイライン
1985年まで製造されていました。

やはりバブルが始まるちょっと
前の70年代から新しい時代が
始まる前のつなぎのクルマだった
という感じだったんですね。。


この後に開発されたR31スカイライン
も6気筒のRB新型エンジンを搭載して
6気筒の新型エンジンとしました。

6気筒のツインカムエンジンは
1969年に開発されたS20エンジン
以来のエンジンで新開発と言えば
そうなんですが。。

全く流用していないものが、
新型エンジンだとすると
完全に新開発ではありませんでした。

しかし、4気筒のスカイラインから
本来の6気筒エンジン、しかも
ツインカムなら新開発と言っても
問題ないのでしょうね。。

日産は排気量の違いを
同じエンジンを使って表現
する手法だったので、
それを新開発と呼んでいたのかも
しれませんね。。

悲運のジャパンから

つなぎのDR30を経て

新開発のR31ですが。。

本当の意味ではホディーシャーシを
一から見直したR32スカイライン
エンジンは別として新開発のクルマに
なったと言えるのかもしれません。

そういう意味では70年代を払拭した
80年代ですが、後半になって
初めて新時代となったのでしょうね。

やはり日本のクルマの
新時代は1990年以降なのかも
しれませんね。。

バブル景気で花開き、開発も自由に
できた時代のクルマが、
本当の意味で新時代の新開発の
クルマのなでしょう。

本日は悲運のスカイラインから
つなぎのスカイライン
そしてさらに新時代へのつなぎ

そして本当の新開発のクルマ登場

のお話でした。

最後までお読みいただき
ありがとうございました!

旧車 地味なバブルカー いすゞフローリアンアスカ!!

地味なバブルカー

 


1980年代後半に入ると
各社暖めていた本当の新開発の
エンジンや装備を搭載したクルマを
発表発売してきます。

各メーカー時期は多少違えども
1970年代を完全に払拭した
モデルで、エンジンの基本設計が
新しいものになります。

地味にいすゞにもそんな
クルマがありました。

1980年代まだ前半の
1984年フローリアンの後継
車種として発売された

フローリアンアスカです。

ご存知でしょうか。。?
地味すぎて中古車市場でも
ほとんど見かけません。

でもこのクルマは結構すごくて
エンジンはこのクルマ用に
新規で開発された4ZC1エンジンです。

このエンジンは優秀なエンジンで
パワーは当時そこそこでしたが、
トルクが高く、低回転からグイグイ
車体を引っ張る感じの力強い
走りが魅力だった1台です。

当時いすゞの肝いりで製作された
1台なんです。

なにせそのトルクでゼロ→400m
15.3秒という記録を持っていました。


どうでもいい話ですが、
1970年代後半に発売された
クルマのゼロヨンで一番早かった
クルマって何かご存知ですか。。?

1978年に発売された
スターレットKP61(初期型)
だったんです。
タイムは17秒ですって。。

そんな70年代後半から
80年代に入り開発が進み
16秒台でも早いと言われていた
時代に15秒前半で走るクルマは
やはり俊足でした。

地味に早いので知る人も
少ないと思います。
当時セリカの2000cc
(ブラックマスク)と呼ばれて
いた車種が16秒台でした。

分かりやすい例で
ランサーターボでもやはり16秒台
で早いと言われていたんです。

そんな中150psエンジンに
990kgの車体
そして23kg-mのトルクにより
そんなタイムを実現していたんです。

凄くないですか?
と言ってもこのクルマ自体
ご存知の方が少ないかもしれませんね。。

そんなクルマだったんです。
このクルマのエンジンは
その後ピアッツアに使用されました。
117クーペの後継機種です。

アスカは人気がなく、
高性能の割に販売台数が
少なく、メーカも苦慮した
1台だったのです。

そのため、メーカー下取りを60台
買い取り特別仕様車を発売します。

アスカイルムシャーです。
限定60台でしたがあっという間に
完売したとのことです。

エンジンスペックも
クルマ自体の実力も
大きさも
形も

どれをとっても悪くない。。
でも良くもない。。
パッと光るものがない。。

でも地味に速いクルマ。

劇的にレアなアスカイルムシャー
見つけたら即買いな
一台です。

ちなみにスペックを
ご紹介します。

以下スペック

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

いすゞ JJ120 アスカ イルムシャー 1988年式
全長×全幅×全高(mm):4,385×1,655×1,300
ホイールベース(mm):2,440
車両重量(kg):1,240
エンジン仕様・型式:4ZC1 水冷直列4気筒SOHC8バルブ ターボ
総排気量(cc):1,994
最高出力:110kw(150ps)/5,400rpm
最大トルク:226N・m(23.0kgm)/3,400rpm
車重:990kg
トランスミッション:5MT
駆動方式:FF
中古車相場:皆無
ゼロヨン15.3秒



本日は地味で早い
でもほとんど誰も知らない
バブル生まれのクルマの
ご紹介でした。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

 

最近は旧車が本当に

高くなりました。。

 

昔から旧車や古いものが好きで

レストアや部品に関する

役立ちそうな情報を調べて

記事として連載しています。

 

興味のある方はぜひごらんください。

また、旧車の部品にも興味があり、

珍しい部品を売っているお店や

サイトをメモしてきました。

 

探しても見つからない部品や

珍しい部品の情報を

一人で知っていても

もったいないので、

 

必要な方に無料で共有したいと思っています。

時間と手間がかからないように

メモを一覧にしました!

 

読者の方だけにお届けします!

 

参考にしていただければと思います。

特に料金はかかりません。

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お気軽にクリックしてみてください。

 

 

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